藤子不二雄と語学

謎のタイトルになってしまいましたが(笑)

 

 

 

私がどうしてこんなに語学が好きなのか、考えると理由は沢山あるのですが、
いつも考えていると、心の奥底で、幼少の頃に読んだ藤子不二雄さんのある漫画に辿り着きます。

 

 

 

 

 

それは、「ボクラ共和国」という漫画です。

 

 

 

 

 

本当は漫画の一部を画像化してこの記事に貼りたいのですが、著作権とかの関係で
やっていいかわからないので、この漫画に関係ある「渦巻」画像を貼っておきます。
蚊取り線香ではありません(笑)。これがどういう意味を持っているか、気になる方は漫画を読んでみて下さい。雑な画像の貼り方ですみません。

 

うずまき図形のイラスト | フリー、無料で使えるイラストカット.com

 

 

とはいえ、簡単にストーリを説明すると、子供たちが友達同士仲良くなって、人間関係で国を作っていく、という話です。

 

 

 

国境で区切って「国」をつくると、国境のこちら側とあちら側で、「国」対「国」の
対立関係が生じて、顔も知らない、会ったこともない人と、憎みあう関係になる。

 

 

 

だから、国境を引いて「国」を定義するのをやめよう。国も人種も関係ない、大好きな友達ができたらそれは同じクニの人、その人が大切にしている友達も同じクニの人、、、こうやって新しく国の形を定義していこう、という藤子不二雄さんの理想に
燃えるファンタジーです。

 

 

 

子供のころから、この考えにやられてしまいました(笑)。

 

 

だから、政治的な対立とかいろいろあるけど、世界中みんなが個人的に友達になれば、国と国との戦争みたいな話はなくなるのではないか(個人間のいざこざはあるでしょうけどね、たくさん)、と藤子不二雄さんに感化されてしまいました。

 

 

だけど大人になれば気づきます。

 

 

現実問題、国境の向こうの人たちは言葉が違うわな。

 

 

意思疎通のできない相手と友達になるとか、無理です。。。。

 

 

だけどみんなが語学を学んで、国内にも国外にも、おなじくらい友達ができるといいな。

 

 

そんな思いが、「語学が好き」の原動力になっている気がします。

 

 

 

 

 

偉そうなことを言っていますが、

武漢でコロナが広まり、世界中に波及してきたころ、心の狭い私は、

「中国人うざい」

という気持ちが芽生えてしまいました。(情けない。)

 

でも、ある中国人の方が、日本語で、どんなに日本と日本の文化が好きか、語っているのをテレビで見て、気持ちが変わりました。自分は会ったこともない人達に嫌悪感を
感じてしまったけど、一人ひとりと会話できたら、友達になれたりするんだろうな、と思いました。

 

 

自分はまだまだ未熟ですが、これからも語学を学んで行きたいと思います。

 


いつか世界中の人が誰しも「外国語は数か国語けっこういけるぜ!」みたいな日が
来たら楽しいだろうな、と思います。