英語リスニング練習におススメ【英検準2級を目指す】聞くべきTed Talks その②

引き続き、英検準2級に必要となる、頻出単語2,001番~3,000番目の1,000語に最も効率よく出会うことのできる、Ted Talks の講演60 個を紹介していきます。

少しずつ紹介していきますが、全部のリストは以下のページをご覧ください。

songs2.herokuapp.com


 

また、1,000 語のリスト、および当該リストの出典は、以下のページをご覧ください。

songs2.herokuapp.com

 

では紹介していきます。

 

6 番

www.ted.com


 

講演時間:22分23秒

発音:普通

興味深さ:☆☆☆(3点満点中3点)

 

【概要】

人間の脳は、blank slate つまり、真っ新な石板の様で、その後の育つ環境で能力や人格はどの様にでもなり得るのか? それとも、人は生まれながらにある程度決められた能力や人格があるのか? 双子を生まれてから全く別々の環境で育てたらどうなる?

非常に興味深いテーマです。

 

このビデオで出会える単語:

[" female ", " decline ", " sentence ", " virtually ", " acquire ", " personality ", " criticism ", " musical ", " layer ", " planning ", " opposite ", " increasing ", " distribution ", " capable ", " peer ", " permanent ", " false ", " comment ", " draft ", " universal ", " button ", " literary ", " statistics ", " accurate ", " elite ", " decline ", " insight ", " favorite ", " poetry ", " doubt "]

 

ワンポイントアドバイス

とても面白い講演です。発音は普通にきれいです。スピードも普通。

ただ使われている単語がやや難しめのものが多いです。

が、プレゼンテーション方式でキーワードや図を表示してくれるので助けになります。

スクリプトの日本語訳もあるので(タブから「日本語」を選択)、いちいち辞書を引かなくても意味が取れると思います。

難しい単語は、今は覚えても仕方ないので、意味だけ確認したら放っておきましょう。

今は、レベルにあった単語(上にリストアップした単語)を聞き取れる様になることを意識しましょう。

英単語は、アクセントがない母音は、基本的には曖昧母音です。(ア、ウ、エの中間のような、口をはっきり開かない音。)

従い、例えばリストにあるpersonality はパーソナリティとは聞こえません。i はアクセントがないので、イとは聞こえません。すごく曖昧な母音です。はっきり言わないのです。こういう点を意識して、それぞれどの様に聞こえるか、聞いてみましょう。

 

 

 

7 番

www.ted.com



 

講演時間:31分44秒

発音:わかりやすい

興味深さ:☆☆(3点満点中2点)

 

【概要】

イギリスの建築家、ノーマン・フォスターさんの講演です。

60 年代から始まったエコ、環境への意識というものが、どう彼の建築に影響を与えてきたのか、語ります。

 

このビデオで出会える単語:

[" typically ", " celebrate ", " plus ", " alternative ", " creation ", " selection ", " immediate ", " transition ", " occasion ", " breathe ", " reduction ", " touch ", " competitive ", " wire ", " implication ", " conventional ", " alternative ", " profile ", " Olympic ", " friendly ", " naturally ", " aircraft ", " relevant "]

 

ワンポイントアドバイス

非常にゆっくり、文節で区切りながら話をしているので、スピードに慣れていない方の聞き取り練習にはものすごくおススメです。単語も難しいものは多くありません。

彼のスピードに合わせて、英語を耳から聞いて、頭の中で日本語に訳すことなく大意を取れるように練習しましょう。

 

また、彼の英語がアメリカ英語と違う発音だという点でも、非常に良い教材だと思います。聞いて頂くとわかると思いますが、例えばyearはイヤーというより、エアーに近い発音です。それでも、yearだと認識できないといけません。この辺は特徴がわかれば慣れると思いますので、是非聞いてみて頂ければと思います。

 

 

 

8 番

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講演時間:18分59秒

発音:難しい

興味深さ:☆☆☆(3点満点中3点)

 

【概要】

世界にはいろいろな文化があり、いろいろな知恵があります。

いわゆる欧米の「科学」に基づいた文化が、如何にこの世の「知」のほんの一部であり、いわゆる途上国と思われる世界の多様な文化に生きる人々の中に、如何に広大な「知」が隠されているか、という講演です。具体例も含めた文化の紹介は、非常に興味深いです。

 

このビデオで出会える単語:

[" achievement ", " ride ", " spiritual ", " alcohol ", " priest ", " intense ", " holy ", " so-called ", " minor ", " wave ", " distant ", " darkness ", " clothing ", " stick ", " lifetime ", " hunting ", " dismiss ", " fade ", " imagination ", " elderly "]

 

ワンポイントアドバイス

興味深いのですが、残念なことに非常に難解な単語が多く使われているのと、非常に早口なのとで、リスニングはかなりつらい講演です。なので、聞いたらショックを受けるかもしれません。ただ、あまり気にせずに、スクリプトをオンにして、楽しみながら聞くのと、上記の英検準2級に必要な単語が出てきたら、しっかり耳で認識できることだけを確認しながら進みましょう。テーマは、非常に深く、考えさせられる講演です。

 

 

 

9 番

www.ted.com


 

講演時間:21分02秒

発音:わかりやすい

興味深さ:☆☆☆(3点満点中3点)

 

【概要】

この広い宇宙に、我々の他に生命体はいるのか。

新たなリサーチが始まりました。

どうやって見つけるのか。見つけたとしても、それはもうはるか過去の存在証拠に過ぎない?

宇宙の広さも例を示してわかりやすく解説してくれる、興味深い講演です。

 

このビデオで出会える単語:

[" merely ", " narrow ", " creative ", " signal ", " widely ", " participation ", " elsewhere ", " mixture ", " recognition ", " publication ", " embrace ", " valuable ", " telescope ", " reflection ", " detect ", " capability ", " celebrity "]

 

ワンポイントアドバイス

非常に綺麗なアメリカ英語です。

はっきり、ゆっくり喋ってくれるので、とても聞き取りやすいです。

アメリカ英語の発音に慣れるのに持って来いです。

特にRの音がとても綺麗に入ってきます。

例えばWe are のare とかも、しっかり舌がまかれる感じです。

こういう発音に全般的に慣れることができると思います。

上記単語リストにあるNarrowなども、Rがしっかり入ります。

 

ゆっくり発音してくれるので、一個一個、発音を真似してみると良いと思います。

そうすると、英語の発音というものが良く理解できるようになります。

これは、今後の聞き取りにも役立ちますし(ある綴りの単語があった時に、ネイティブがどう発音するか、その特徴が理解できるわけですから)、発音の練習にもなると思います。

 

 

 

10 番

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講演時間:16分24秒

発音:普通

興味深さ:☆☆(3点満点中2点)

 

【概要】

石油に依存して発展してきた文明。

でも石油もやがてはなくなります。

ではどの様に準備をしていったらよいのか。

どんなシナリオが考えられるのか。Sustainable であることと、resilient (柔軟)であることの違いとは?

 

このビデオで出会える単語:

[" legislation ", " useful ", " gap ", " expense ", " formal ", " practical ", " shock ", " breakfast ", " historic ", " employment ", " effectively ", " assumption ", " encounter ", " lawn ", " council "]

 

ワンポイントアドバイス

イギリス発音ですがそこまで癖は強くありません。

少し早口です。

上記の単語はしっかり聞いて認識できるようにすることがまず第一です。

 

それと、こういう少し早口の人の英語は、きちんと全単語が耳に入らなくても

ある程度自分で補いながら聞くのも訓練です。

 

one of the ~ は、one of the とは聞こえません。どちらかといえばワノダに聞こえるかも知れませんが、頭の中ではone of the ととらえる必要があります。

 

 And I think it's a more useful concept than sustainability, as I said. 

というのが出てきますが、この時にthan は殆ど聞こえません。

音がなったか、ならないか、くらいにしか聞こえます。

だけど、その前にmore が出てきているので、ここにthan が入っている、ということを頭の中では補える必要があります。

 

実は日本語でも我々はこれをやっていて、「先に食べていていいよ」というのは、早口で「先に食べxx(ここがほとんど聞こえない音だとします) いいよ」といっても、xxのところに「ていて」が入っているというのは、頭のなかで無意識に補っているはずです。

 

従って、「thanが全然聞き取れない!」と思っても落ち込む必要はありません。

皆それを頭のなかでしれっと補っていますので、「そういうこともあるんだな」と認識した経験があれば、次からできる様になっていると思います。

 

今回はここまでです。

 

尚、あなたが今、聞き取る訓練をしたい単語のリストがあるなら、以下のページから、

それらを効率よく含んだTed Talks の講演を検索可能です。

あなただけの為にベストマッチした講演をピックアップできるので、

是非お試しください。

songs2.herokuapp.com