スペイン語は1,000語学んだら何%理解できる?

さて、Twitterで「今年はスペイン語をメインに勉強しよう」と宣言したものの、中年の悲しい性(?)、重い腰が上がらない。ぴえん。(←中年にあるまじき言葉遣い。)

 

 

昨日の記事(?日記?)で、「1500 語くらい覚えれば、結構どんな語学も理解できるようになる」、と豪語してしまった手前、スペイン語においても、例えば1,000語知っていたら、日々スペイン語のネイティブに使われる単語の何% がわかるようになるのか、探ってみた。

 

 

参考にしたのは以下のページ。

 

この頃Wikipedia には、各国語の頻出単語リスト(およびその出現頻度)のまとめが結構充実しているな。

 

Wiktionary:Frequency lists/Spanish1000 - Wiktionary

 

 

で、スペイン語について見てみた。

 

なになに、、、「映画やテレビシリーズの(スペイン語)字幕で使われた

27 百万語を分析した」結果だそうだ。ということは、変に学術用語に偏ったコーパス

言葉の集合、くらいの意味だと思います。かっこつけました)を分析したわけではないな。よしよし。

 

 

ちなみに、今回は、lemma (見出し語)ベースの分析ではないみたい。

どういうことかといえば、例えばVoy やVas は、一つの単語Ir として集計されるのではなく、Voy はVoy , Vas はVas と、それぞれの形ごとに集計される。

Dia と Dias も別。

従い、同じ単語でも、あまり頻繁に出てこない活用形などは、出現頻度が低い、として

カウントされている。

 

 

で、各々の単語が(活用があるものは活用形ごとに)、文章100万語につき、何回出現しているか、が書いてある。

 

これを集計してみると、、、、

 

 

最も頻繁に表れる単語(の活用形)1,000 語の合計出現回数は、743,699回(出現頻度74%)となった。

つまり、単純に考えれば、1,000 語知っていれば、日常的に会話に出てくる単語の、74% は知っている単語、となる。

 

 

もちろん、基本単語を組み合わせて特殊な意味を現す場合もあるだろうし、

(例えば日本語で言えば、背、腹、代えるの単語を知っていても、背に腹は代えられぬ、の意味は別途学ばないとわからないかもしれない。)そんな簡単にはいかないかもしれない。

でも、一方で、国の名前とか、英語に近い単語とか、この基本1,000 語に入っていなくても、もともと知っている単語もいっぱいある。

 

だから、1,000 語知るだけで、かなりわかるようになるのではないか?!

と思う。少なくとも1対1のコミュニケーションはかなりできる様になるのではないか。

 

 

 

語学の先は長い。当然、1,000 語の後も、覚えることはいっぱいある。

そこもやっていきたい。

 

でもまずは1,000 語を、読める、聞ける、書ける、言えるという様になろう。

 

(そうでも思わないと、中年は腰が上がらない。。。。)