ドイツ留学を目指す方におススメのリスニング教材

僕と同じように、ドイツに留学したいと思っている人もいると思います。

 

 

 

リスニングは、本当によく準備していった方が良いと思います。

向こうへ行ってから苦労します(最初はとにかく会話という会話が聞き取れなくて、精神的にやられます)。

そして、留学してからも、とにかく努力しないと、リスニングは上達しません。

僕はドイツでDiplom を取得して卒業しましたが、今でもリスニングは苦手です。

たゆまぬ努力が必要です。

 

 

 

努力するといっても、ただ聞いていても、上手くはなりません。

スクリプトがある教材が必要です。

聞いてみて、聞き取れない部分は、実際は何と言っていたのか、スクリプトを見て理解することで、次からその音を聞いたときに、理解できるようになります。

スクリプトがなく、つまり、正解がなく、なんとなく聞き流してテレパシーで「こう言っているはず」と理解しても、それは自分勝手な想像をする力がついているだけで、リスニング能力は上がっていません。

 

 

 

生のドイツ語を聞いて、それにスクリプトがついてくる。そんな教材があります。

Direkt aus Europa auf Deutsch

というものです。

 

 

 

ドイツのラジオ放送などを1時間録音して、スクリプトをつけたものです。

毎月一回出ます。

最後に聞き取りの練習問題(Uebungsaufgabe)もついています。

 

 

 

これ、僕が若い頃、ドイツ留学を準備していた頃は、本屋さんで売っていました。

飛鳥洞という出版社が出していて、カセットテープにスクリプトがついて、

毎月3,000~4,000 円くらいだったと思います。毎月毎月買って、毎晩聞きながら寝ていました。

 

 

 

これ、もう本屋さんで見ないし、きっとなくなってしまったんだろうなあ、とずっと思っていましたが。。。。

 

 

 

ネットで無料で公開しているじゃないですか!

 

 

 

但し、無料といえど、やはり作る人の手間はかかるので、「1月1,000 円、もし寄付してくれたらありがたい」とのことです。是非そうしたいです

 

 

 

 

ネットに公開されているページはこちら。

http://aufdeutsch.news.coocan.jp/

 

このページに行っても、よくわからないかもしれません。

ページの下の方に行き、

  1. Nr. 287 (Januar 2005) - Nr. 388 (Juni 2013)
  2. Nr. 389 (Juli 2013) - Nr. 471 (Mai 2020)
  3. Nr. 472 (Juni 2020)

と書いてあるところをクリックして頂くと、ネットにアップされた各号の録音と、スクリプト(PDF)にたどり着くことができます。膨大な量です。

 

 

これ、本当に見つけたときは狂喜しました。

自分が留学準備するのにとても役にたった教材です。

(これなかったら、渡独してすぐにDSH合格しなかったと思います。)

スクリプトを用意するのは、大変な手間がかかると思います。

(この教材、実はスクリプトだけでなく、難しい用語の脚注も充実しています。)

これを未だに制作し続けてくれている人がいることに、感謝の念が堪えません。

 

 

 

ドイツ留学を目指している方、留学中の方、リスニングを鍛えるために、是非聞いてみてはいかがでしょうか。(Direkt aus Europa auf Deutschが世の中から無くなると困るので、寄付も是非お願いします。)

 

 

これ、確か昔、ドイツ語と並んで、フランス語のもあったんだよな。

探してみよう。。。